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バッハと共に・・

・・過ごした一年。
イヤ正確には、10ヶ月だが、昨年3月から始まった練習の結果が、今年になっての2月10日に終わった。
合唱は、一人で練習しても、面白くないので、週に一度の練習日には、ほとんど休まずに通った。
バッハが最後に作ったこの曲、「ロ短調ミサ」。
コンサートホールや、映像などで、何度か見聞きしているが、合唱の経験の中でも、まだ、歌ったことはなく、一度は歌ってみたかった。
すばらしい曲だが、難しい。
途中で、脱落しそうになったが、何とか頑張って、本番の舞台に乗ることが出来た。
いつもは、ピアノの伴奏が着いた、合唱だけの練習。
本番前の3回の練習に、オケが入り、さらにソロの歌い手が入り、急に世界が広がったような気がする。
其れまでしっくりしなかった音の世界が「音楽」の世界に広がったような気がした。

長い曲である。
ソロも、管弦楽も、合唱も、中々凝った作りになっている。
ただ、この曲だけは、ドイツ語でなく、ラテン語だから、その点は良かったが、やはり暗譜とは行かず、本番中も、時々楽譜に目を落としたりした。
でも、出来るだけ、指揮者のタクトと目を見ながら、だんだんバッハに近づけたような気がする。
舞台からは。、友人、知人、家族など、確かめる余裕もなく、夢中で歌ったが、終わってからの拍手で、やっと現実に戻った。
前日の雨模様と違い、当日は、寒くはあったが、降り物はなく、お客さんにとっても良かった。
疲れを感じたのは、翌日以後。
まだ、新しいことをする余裕が無く、何となく、ぼうっとしている。
Theme: 音楽 - Genre: 音楽

ルービンシュタインのピアノ

テレビに、クラシック音楽専門チャンネルを入れてから2年半たつが、今までに5回以上は見て(聴いて)いるルービンシュタインのピアノ演奏、回を重ねる度に前よりもいいと思い、さらに感動する。

アルトゥール・ルービンシュタインは、1887年ポーランドのウージ生まれ。
10歳でベルリンに移り、1899年に12歳でデビューして以来、ピアノ演奏者として世界各地で活躍。
第二次大戦中からアメリカに定住し、その後は1976年に引退宣言を行うまで、精力的に活動を行った。
絢爛たるピアニズムで知られ、88歳まで演奏活動を続け、特にショパンの演奏は評価が高いといわれるが、1982年に95歳で天寿を全うした。
今日聴いた(見た)演奏は、引退する少し前に、ロンドンのホールで、観客を入れずに収録した録画らしいが、襟を正して臨みたくなる。
音楽の神様に捧げるごとく、姿勢を崩さずにピアノに向かう姿に、全身で引き込まれてしまう。
当時46歳のアンドレ・プレヴィンが指揮するロンドン交響楽団と、88歳のルービンシュタインの協演。

カミーユ・サン=サーンス:ピアノ協奏曲第2番ト短調Op.22
[指揮]アンドレ・プレヴィン
[演奏]ロンドン交響楽団、アルトゥール・ルービンシュタイン(ピアノ)
[収録]1975年4月フェアフィ-ルド・ホール(ロンドン)
[映像監督]フーゴー・ケヒ

このほかにブラームスのピアノコンチェルトも録画されているはず。
番組表をよく注意して、逃さずに聞きたい。
録画再生の技術が進み、ナマでなくても、居ながらにして聴いたり見たりできるのは幸せ。

チェロが聴きたくなる時

ロストロボーヴィッチのハイドン「チェロ協奏曲1番」続いて「2番」を聴いている(クラシカ・ジャパン)。
1975年11月、ロンドンのヘンリーウッドホールでの演奏。
演奏はアカデミー室内管弦楽団。
チェロやヴィオラの音は、聴いていて安らぐ。

この半月ばかりの間に起こった事件。
罪のない邦人が二人、遠く離れた地で残虐に殺害された。
個人としては何も出来ないむなしさ。
やりきれない思い。
残された家族達のことを思うと、暗澹たる気持ちになる。
ただ故人の冥福を祈り、家族や彼らの友人、知人達の気持ちに、心を寄せるしかない。

こんな時は、大オケやオペラでなく、チェロやヴィオラが聴きたくなる。
下記は、同じ時の演奏かどうかはわからないが、ロストロポーヴィッチの動画。

ロシアの劇場、オープニングガラ

CS放送の「クラシカ・ジャパン」という番組で、で、さっきから見ている番組。
ロシアの二つの大劇場の改築(ほとんど作り直し)が行われ、その完成をを記念して、オープニングガラがあったらしい。
昨年から何回も放送されたが、あらためて見ると、国家挙げての行事だとわかり、かなりの熱が入っているのがわかる。
劇場が出来上がるまでの様子を大スクリーンも使って、3D映像で流し、舞台では歌や演奏、踊りだけでなく、裏方の働く様子や、踊り子の衣装替えの姿、馬などの動物が横切ったりの様子も、閉めたカーテンの前面で、わざと観客に見せたり、劇場案内の女性たちが、大きな花籠を持ってダンスしたり、凝った趣向。
客席には、要人達の姿も沢山あるようで、プーチン夫妻の姿もあった。
プログラムは豊富で、いちいち挙げきれないが、私の気に入っている一つは、マリインスキイ劇場での「カルメン」のダンス。
真っ赤な衣装を着けたカルメンが、8人の男性舞踊手の輪の中で、魅力的なダンスを見せるが、すばらしい。
http://www.classica-jp.com/

新生ボリショイ劇場オープニング・ガラ  (2011年10月28日)
マリインスキー第2劇場 オープニング・ガラ(2013年5月2日)

ブッフビンダー

東京に帰宅。
信州の小屋ではテレビチャンネルが限られ、CS放送の有料チャンネルのうち、クラシック音楽は対象外。
帰宅して真っ先に点けたのは、クラシックチャンネル。
連れ合いの野球放送とバッティングするが、東京では、夜9時以後は、私に優先権がある。
連れ合いの書斎のテレビでも、野球は見られるからだ。
そこで、久し振りにテレビのクラシック音楽。
ブッフビンダーの弾き振りで、ベートーヴェンのピアノコンチェルト4番を聴く。
ウイーンフィル、楽友協会での演奏で2011年。
ブッフビンダーは、昨年東京文化会館小ホールで、堤剛とのデュオを聞いたが、年長の堤氏を立てつつ、見事な合奏だった。
それ以来好きな演奏家である。
テレビでは、精力的な演奏を見せていた。
会場は満員。人気があるのだろう。
このチャンネルでは、ベートーヴェンのP協1番から5番まで繰を、日と時間を変えて、繰り返し放送される。
そのときの生活環境に合わせて、時々中断もされながら、だんだん全体像が記憶に残る。
目下最大の楽しみは「テレビで見聴きする、生活の中のすばらしい音楽」である。