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初夢

どこの国のホテルかわからぬが、日本ではないようだ。
私は友だちと一緒に泊まっているらしい。
二人でミュージカルを見ることになり、友人がチケットを手配した。
なんというタイトルのものか、わからない。

劇場はホテルからすぐの処にある。
歩いていくことになり、ホテルを出た。
友だちは、コートを着ていたが、私は、室内の服のままだった。
外に出ると、意外に寒い。
「やっぱりコートを着てくるわ」というと、友だちもその方がいいと言った。
「劇場の入り口で待ってるね」といいながら、彼女は先に行くことになった。
部屋に帰り、コートを着て劇場に行こうとしたが、何故か、場所が見つからない。
開演までに時間はあるが、ぐるぐると歩いているうちに間に合わなくなりそうだ。
チケットは友だちが持っている。
早く行かねばと焦っているが、どうしても、行き着けない。
通りすがりの人に訊くが、わたしの英語は通じないようだ。

ホテルを出たときには、夕方だったのに、途中から、太陽が燦々と照る場所に替わっている。
どうも、30年近く前に住んだ南米の街のようだ。
一杯飲み屋のような店に、劇場の場所を尋ねると、「なんというミュージカルか」という。
ところが、ミュージカルのタイトルがどうしても思い出せない。
すでに、開演時間は過ぎ、入り口で途方に暮れている友だちの顔が浮かんでくる。
もう一度、はじめからやり直そう。
そう思って、元のホテルに行こうとするのだが、「ここにはそんなホテルはないよ」と言われ、半泣きになったところで目が覚めた。

むかし男ありけり

明け方妙にはっきり記憶しているのはこんな内容だった。
まずパソコン画面。
小さな字がびっしり書いてある。
「もっとフォント大きくしてよ」と叫ぶ自分の声。
目を凝らして読み始めると、すーっと消えて
画面が真っ白になってしまった。
「何よ、まだコピーしてないじゃないの」とまた叫ぶ。
隣から「何言ってるんだい」と男の声。
リアルだ。
「コピーしないうちに、消えちゃったのよ」と答える。
またさっきの画面が出る。
冒頭は「むかし男ありけり・・」
オヤ、これ、伊勢物語の書き出しじゃないの。
さっきよりフォントが大きくなっているので、読み始める。
第何段だったか忘れたが、ワンセンテンス読んだところで
また消えてしまった。
それきり、もう出て来ない。
どのくらい眠ったのか。
カーテン越しに朝日が差し込んで目がさめる。
「きみ、ずいぶん寝言いってたね」と夫の声。
「だって、コピーしないうちに消えちゃうんだもん」というと
「それ、夢なの?それともホントの話し?」と夫。
まだ、半分眠っていたんだ。
すっかり目覚めたら、せっかくの伊勢物語冒頭部分も
消えてしまった。

夢のなかに

フォーレの曲にこんな題のものがあった。

最近よく夢を見る。
たいていは目覚めると、忘れてしまうのだが、たまに、記憶に残っていることがある。
悲しい夢、怖い夢、続きを見たいような楽しい夢・・。
長年会っていないような人が、突然登場すると、何かあったかと気になる。
また、艶夢と言うものも、ごく少ないがある。
そう言うときは、相手の顔がはっきりしているのも不思議なことだ。
現実には、何も、接点がないような人と、なぜ、いっしょにいるの?と、目覚めてからしばらく、考え込んでしまったことがある。
夢が、心理学的な意味を持つとすると、そのとき見た夢は、何を表していたのだろうか。

煙草の煙をくゆらしながら哲学する

花果てにある次の世には

友人知人がたんと居て

それぞれの物語を持ち寄り

宴を開くだろう




こんな夢を見た

長い道を歩いていた。

遠くに高い建物があり、そこに行こうとしているのに、いつまで経っても、建物の大きさはそのままだった。

はじめは一人だった。
そのうちに、となりに誰かが一緒に歩いている。
横を向こうとしても、なぜか首が回らないので、その人の顔を見ることが出来ない。
しかし、知っている人のような気がした。
多分あの人だと思った。

そのうちに、隣からタバコの煙が漂ってきた。
タバコを吸わないはずの人が、なぜタバコを吹かしているのだろう。
私は前を向いたまま、「タバコはやめてください」と言った。
すると、その人は、「あなたは何でも否定形でものを言うんですね」と答えた。

そして「ふふふ」と笑う声がした。
それが女の声だった。
いつの間にか、もうひとり増えていた。

3人が横に並ぶと、道が狭くなるわと言って、そちらを見ると、誰もいない。
前を見ると、2匹の白い生き物が、走っていく。
「ふふふ」という声が遠ざかっていった。

追いかけようとするのに、足が進まない。
叫ぼうとするが、声が出ない。

生き物のうちの一人が振り返った。
手で、目を隠し、長い舌を出した。
もうひとりの生き物は、そのまま建物に入っていった。
「待って」と言ったが、声にならなかった。
目隠しをした生き物が、「ふふふ」と笑いながら、建物に入っていった。

そこで目が覚めた。