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誕生祝い

今日は猛暑。
三連休の最終日である。
ちょっと日が過ぎてしまったが、息子夫婦が、私の誕生日を祝ってくれると言うことで、築地のお寿司屋さんに呼んでくれた。
二人とも、仕事が忙しく、なかなか親子で顔を合わせる機会もない。
以前は、息子夫婦の誕生日、私たちの誕生日、母の日、父の日と、ちょくちょく顔を合わせ、外のレストラン以外にも、家で、手料理を作って会食したりと、マメに集まっていたが、だんだん予定を合わせるのが、難しくなった。
そこで最近は、正月に息子夫婦が泊まりに来る他は、夫の誕生日、私の誕生日の機会に、母の日、父の日、その他諸々をまとめて、息子夫婦がご馳走してくれることになっている。

息子夫婦が結婚した頃は、夫もまだバリバリの現役だったので、お金のかかる集まりや、行事は、全て夫が財布を受け持っていた。
しかし、夫がリタイアし、年金生活に入り、この数年前からは、息子達が、奢ってくれるようになった。
はじめは割り勘にしましょうと言ったりしたが、考えてみると、経済力は、向こうの方が、すでに親を超えているのである。
二人には子どもが居ないし、親はいつ死ぬか分からないのだから、今のうちに、親孝行しようと思っているのかも知れない。

11時に築地駅で待ち合わせ、息子夫婦の案内で、お寿司屋さんに行った。
昼ご飯には早いが、午後2時から、トリトンスクエア内のホールで、バイオリンのコンサートがあり、そのチケットを買ってあるという。
その前に、ゆっくり食事しましょうという計画らしい。
ビールやワインを飲みながら、お寿司をたっぷり食べ、話に花を咲かせた。
息子夫婦は、健啖家である。
夫も私も、若い頃は食欲旺盛だったが、この頃、あまり食べられなくなった。
次々と料理を注文して、箸の進む若さが羨ましかった。

頃合いを見て、トリトンスクエアに移動。
その中にある第一生命ホールで、ウエルナー・ヒンクのバイオリン、後藤泉のピアノで、モーツァルト、シューベルトのバイオリンソナタ、最後にベートーヴェン「スプリングソナタ」を聴いた。
演奏者は、どちらも初めて聴く人たち。
ウエルナー・ヒンクは元ウイーンフィルのコンサートマスターだったと言うことで、66歳という年齢であるが、演奏はしっかりしていた。
「軽井沢の森音楽祭」のために、来日して、いくつかのプログラムをこなすらしい。
後藤泉のピアノは、今ひとつと言うところだが、これから活躍が期待される人なのだろう。
終わって、スクエア内のティールームで、お茶とケーキ。
そこから勝どき駅まで歩いたが、海風のせいか、思ったほど暑くない。
大江戸線の駅で、息子夫婦と別れた。
お返しには、今月来日して、オーチャードホールで好演予定の、ブロードウエイミュージカル「ウエストサイドストーリー」のチケットを買って上げる約束をし、都合の良い日時をメールで知らせてくれることになっている。
良い誕生祝いとなった一日だった。

懐かしい映画/テレビドラマ

以前はよく見たテレビドラマ。
この10年くらいは殆ど見なくなった。
若者向きに偏っていて、ちっとも面白くないのである。
だからテレビは、ニュースと音楽番組。
いい映画があれば、それを見る。
私はドラマが好きなのだが、いまは、見たいものがほとんど無い。
大河ドラマは、結構見ているが、そのほかの連続ドラマは、もうタイトルも見ない。

でも、昨年ケーブルテレビにしたら、チャンネルが増え、どうせスポーツチャンネルが増えたくらいだろうとあまり関心がなかったが、ある時、よく見ると、昔懐かしいドラマや、古い映画がずいぶん見られることが分かった。
市かも、結構秀作が多い。
「チャネル銀河」は、20年くらい前のNHKドラマをやっている。
昨日は「女殺し油地獄」で、松田優作が出ていた。
ほかに「時代劇専門チャンネル」とか、「日本映画専門チャンネル」で、かなり古い映画を放映するので、いまは登場しなくなった映画スターの、若いときの映像が見られるのは良い。

今日見たのは、田宮二郎と若尾文子主演の吉村公三郎監督作品の「その夜は忘れない」という大映作品。
昭和37年という年号が背景になっていて、広島の原爆被害者と、それを追う新聞記者の人間模様を描いたもの。
モノクロで、町並みなどにまだ、古い日本が残っている時代が映し出されていた。
原爆がもう風化されつつ在るというセリフが出てきて、そうか、戦後17年で、もうそんなことが言われていたのかと、興味深かった。
田宮二郎はこの映画では、何歳くらいだったのだろう。
真夏の広島で、精力的に取材して歩く役を演じていたが、15年後には、自殺している。
若尾文子も美しい。
多分30歳になるかならぬかの頃であろう。
まだ映画が娯楽の王様だった時代だから、日本映画も健在で、いい作品が沢山作られていた。
登場する俳優達は、殆ど物故している。
河崎敬三、角利枝子、中村伸郎・・・エトセトラ。
これから、プログラムを気を付けてみようと思った。