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愛子健在

佐藤愛子の新刊「かくて老兵は消えていく」を読んでいる。
曰く、長寿がめでたかったのは少数派だったからで、今みたいに80歳以上が、ぞろぞろいる時代は、自分も廻りもハッピーじゃないという。
一人暮らし、せいぜい夫婦揃っても、どちらかが、故障を抱えていたりしても、昔のように「楽隠居」など出来ないのだ。
全て自分でしなければならず、痛む腰をさすりつつ、若者達に邪魔にされながらも、混んだバスや電車に乗って、用足しに行かねばならないのが現実。

情報過多で騒がしく、便利なコンテンツは沢山あるが、今更キカイに弱いトシヨリは、付いていけるわけじゃない。
老人にとって、現実は厳しく、先端技術からはオミットされている。

一旦書くことから遠ざかったものの、またむくむくと頭をもたげる現実があり、又書いているらしいのだ。
久しぶりに「愛子ぶし」に接して、嬉しかった。