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薔薇の句

薔薇なら何色でも好き。
でも美しい花は句にするのは難しい。
いまだにこれぞと思う句は詠めていないが、でも、薔薇の句って、結構沢山ある。

いつかテレビドラマの場面に、こんな句が引用されていて、ずっと惹かれている。
ここまで言い切ってしまうと連句の発句にはならないかもしれない。
脇句の出番がないからだ。
やはり女しか詠めない句だなあと思う。

薔薇崩る激しきことの起こる如    橋本多佳子

芝居とウイーンの音楽

午後から博品館劇場で草笛光子主演の芝居を見た。
「6週間のダンスレッスン」。
80歳とは思えない、草笛の若さと美しさ。
この芝居は、何度も公演していると言うが、それにしても、ヒールの靴を履き、若い相手役とダンスを踊るパワーは、見上げたもの。
この人の芝居は、10年ほど前、新国立劇場の、シリアスなテーマを扱った物(ちょっとタイトルfが出てこない)で、鈴木瑞穂との共演で見たが、それ以来。
老境に入った女性の切なさ、寂しさ、強さ、人恋しさ・・・。
しっとりしたセリフ、時には相手の若い青年との、本音を言い合う激しいやり取りもあり、最後はしんみりと、愛のあるエンディングになっていた。
観客は、平日の午後と言うこともあってか、中高年の女性が結構多く、要所要所で、草笛に共感の拍手を送っていた。

終わって4時過ぎ。
そのまま地下鉄で、渋谷ー吉祥寺の帰宅経路に向かい、バスで武蔵野市民文化会館、ウイーン室内管弦楽団のコンサートに行った。
モーツァルトの交響曲25番、ピアノコンチェルト20番、最後はジュピターで締めくくった。
ウイーンの楽団は、もっと小編成の室内楽も含め、何度か耳にしたが、どれも音がきれい。
特に弦楽器。
ウイーンの伝統であろうか。
暑い中の芝居とクラシック音楽のコンサート。
演目は楽しいが、移動に時間と、疲れを要した。
人混み、バスと電車、駅のコンコース。
これがなければ、もっと快適であろうに。